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福男の戯言


by fuku-310
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東北行part2

おはようございます。佐藤です!!

初めに写真を掲載することをお許しください。

6月28日火曜日
8:10伊丹発~花巻
仙台空港が大きな被害を受けたために
直行便が少なく岩手県花巻へ・・・
太平洋周りかと思ったら、新潟周りの日本海の経路です。

その話をしてたら、学識あるH社長が、
『それは地球の自転の関係でそのほうが時間短縮になるんです。』・・と

お~~!!

一同なるほど。説得力ある説明や!と感心しきり。
そんなことで、今回の震災地訪問の旅が始まりました。

花巻空港から、新幹線組を迎えに東北新幹線、新花巻駅へ。

東北行part2_f0197504_9211980.jpg



一路大船渡へ、緊張が走る。
震災からもう三ヶ月が過ぎてるので、かなり復旧作業が
進んでるやに思う。

道中は何事もなかったような、豊かな穀倉地帯が
山の緑と共に、その緑をほこるかのように、輝いてる。


大船渡で昼食。
『なにこれ?普通やん!』
しかし、目をやれば向こうのRCの公民館。
被災者たちの避難場所。洗濯物が干してあった。

『いえ、この大橋を渡ると別の世界があります。
この橋を境に、いわゆる天国と地獄ほどの差が出るんです』
と・・・

さー出発だ。
成程橋を渡った瞬間、いきなり異様な光景が目に飛び込んできた。
『あ~~なんやこれ!!』

声にならない声をあげて、皆し~~ん。

東北行part2_f0197504_9321566.jpg



圧倒的パワーが、この辺りを飲み込んだのは容易に想像できる。
何もかもが破壊されている。

東北行part2_f0197504_9331316.jpg


かなり復興の兆し(片づけ)を見せてるが、どこから手をつけたらええネン!って感じです。
ご婦人が、流されてきた自宅の中に思い出を探されてる姿に胸を刺される。

しかし、報道で見る映像と現実に見る光景は、あまりにも違う。
生々しく、我々に訴えかけるのは何を意味するのか?

東北行part2_f0197504_9345025.jpg


生かされてる者の身は、その存在価値を問いかける。
この一瞬を精一杯生きなければと思う。


感謝fuku310
by fuku-310 | 2011-07-01 09:37